10月4日金曜日

５歳児そら組が春に植えた稲が黄金色に輝き、収穫の時期を迎え、みんなで稲刈りをしました。

「稲だ…✨」

「お米！」

稲を束にして、ハサミで切りました。

給食の先生からお米の話を聞いていたので、食べられるお米にするには稲を干して脱穀しないと！

３週間、テラスで干した後、ゴルフボールを使って脱穀に挑戦です。

「去年のそら組さん、やってたね」

「今度はぼくたちの番！」

「あれ・・・？」

「みんなで食べられる量のお米がない…」

と、気が付きました。

「お米を買いに行こう！」

スーパーへお買い物に行きました。

「お米のコーナーはどこだ？」

そら組みんなでワクワク探検です。

11月6日水曜日

待ちに待った、おにぎりパーティです。

5歳児そら組さんがお米を丁寧に研ぎます。

「やさしく、やさしく」

「お母さんみたい」

「３回洗ったら交替しよう」と、ワクワクしながら並んで待っています。

丁寧に研いだお米と一生懸命脱穀した玄米を炊飯器に入れて

「おいしくな～れ！」

「ちちんぷいぷいのぷ～い！」

そして、一時間程

「なんだか良い匂いがしてきた～♪」

「わ～！お米がごはんになってる～！」

「ピッカピカ～きれ～い」

自分でラップを切って

しゃもじを使ってごはんをよそい、

5歳児そら組さんがおにぎり作りスタートです。

「ごはん、あったかい…♪」

「お母さんのおにぎりと同じの作る♪」

「私はハートのおにぎりつくる～♡」

「僕はお星さまの形！」

指先を使って先端部分を丁寧に形作り、自分だけのオリジナルおにぎり作りに夢中です。

いい匂いに誘われて

２歳児にじ組さんが見にきましたよ♪

「いい匂い！」「おいしそう！」「おなかがすいてきた！」

5歳児そら組さんの作り方を見て、４歳児かぜ組さんも、「僕たちも作ろう！」「どんな形にしようかな」と、思い思いの形を作り始めました。

「もちもちする～」

「せんべいみたい！」

「ハートの形作ってみようかな」

３歳児おひさま組さんも、ずっと前から５歳児さんの脱穀している姿を見て楽しみにしていました。

「おひさまさんも作ってみよう～」

ラップに包んで「くるくるくる」

手を三角にして「にぎにぎにぎ」

「できるかなー」

おにぎりが出来たらすぐ食べたくなったおひさま組さん。

「さあ、みんなで食べましょう！」

「わあい、いただきま～す！」

大きいお口で「ぱくっ」

「わあ～おいしい～！」

満面の笑顔です。自分で作ったおにぎりは格別なようです。

「一口30回噛むと脳の働きがよくなるっていうお話を聞きました。みんなで一口30回かんでみましょう。よく噛むとどんどん甘くなりますよ。」と、園長先生が話して聞かせてくれました。

「ほんとだ！あまくなってきた！」と、ごはんがどんどん甘くなっていくのを実感しています。

「お米を育てること、脱穀することはとても大変なことです。一粒一粒、残さず、感謝していただきましょう」

子どもたちは、昨年の園長先生の話を思い出して、「残さないで食べるんだったよね」「うん、神様が見てるんだったよね」

「１粒も残さないで食べるっ！」

「ありがとうして食べるっ！」

楽しくて…美味しくて…

お腹いっぱい！笑顔がいっぱい！のおにぎりパーティでした。